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スペース利用契約共通約款

利用ゲスト及び運営ホストは、GMOオフィスサポート株式会社(以下「GMOオフィスサポート」といいます。)が運営する「空箱byGMO」(以下「本サイト」という。)上にある運営ホストのスペースについて、この約款(以下「本約款」といいます。)に同意のうえ、スペース利用契約を締結します。


第1条 (適用)

1. 本約款は、運営ホストによるスペースの提供条件及び利用ゲストと運営ホストの間の権利義務関係を定めることを目的とし、利用ゲストと運営ホストの間のスペース利用に関連する一切の関係に適用されます。

2. 本約款と運営ホストが別途定めるスペース約款の間に相違又は矛盾がある場合、本約款の規定がスペース約款に優先します。


第2条 (定義)

本約款において使用する用語は、以下に定める意味を有します。

(1) 「スペース」とは、コワーキングスペース、オフィス、ブース、会議室、イベントスペース、パーティールーム、スタジオ、個室、ホール、体育館その他のスペース利用をすることができるスペースをいいます。

(2) 「スペース利用」とは、あるスペースに一時的に滞在し、若しくは立ち寄ること、又はあるスペースを一時的に利用することをいいます。

(3) 「スペース情報」とは、本サイト上に掲載された運営ホストのスペースに係る名称、場所、利用目的、利用可能時間、利用可能人数、スペース利用料金、広告表示、約款、スペースのアメニティその他情報をいいます。

(4) 「スペース約款」とは、スペース情報のうち、運営ホストが定めた契約条件であって、当該スペースのスペース利用をする者に適用されるものをいいます。

(5) 「即時利用」(ドロップイン)とは、スペース利用のうち、利用ゲストと運営ホストの間でスペース利用契約が成立した時点でスペース利用権限が開始するものをいいます。

(6) 「予約利用」とは、スペース利用のうち、利用ゲストと運営ホストの間でスペース利用契約が成立した時よりも後の時点でスペース利用権限が開始するものをいいます。

(7) 「スペース利用契約」とは、本サイトにより、運営ホストと利用ゲストの間に成立する、本約款及びスペース約款を契約内容とした、運営ホストのスペースに利用ゲストがスペース利用する旨の契約をいいます。

(8) 「スペース利用権限」とは、スペース利用契約に基づき発生した、利用ゲストがスペース利用をすることができる旨の債権をいいます。

(9) 「スペース利用料金」とは、運営ホストが別途スペース情報に掲載した、スペース利用契約に基づくスペースの利用料金、アメニティに係るオプション利用料金その他スペース利用契約に起因又は関連して発生する全ての金銭債権をいいます。

(10) 「スペース利用時間」とは、スペース利用契約に基づくスペース利用権限の開始時から終了時までの期間をいいます。但し、 (i) スペース利用権限の開始前に、スペース利用を開始したときは、実際にスペース利用を開始した時を始期とし、(ii)スペース利用権限が終了したにもかかわらず、それ以後もスペース利用を継続した場合は、実際にスペースから退去した時を終期とします。なお、即時利用においては、利用ゲストが実際にはスペースから退去していたとしても、所定の方法によるスペース利用権限終了に係る意思表示によってスペース利用権限が終了しない限り、スペース利用時間は終了しません。

(11) 「スペース不履行」とは、スペース利用契約に基づくスペース利用権限の、開始時に、又は開始後から終了前までの時点に、一般的・平均的な利用ゲストの観点から客観的に判断して、当該スペースが、(i)スペース情報と重要な点で相違(軽微な相違は除きます。)し、スペース情報に掲載された品質に適合しない場合、又は(ii) スペース利用契約における利用目的に照らして利用不能である場合をいいます。

(12) 「法令等」とは、条約、法律、条例、政令、省令、規則、告示、判決、決定、仲裁判断、通達、ガイドライン、行政機関の政策、自主規制機関及び金融商品取引所の規則等をいいます。

(13) 「知的財産権」とは、特許権、実用新案権、育成者権、意匠権、著作権、著作隣接権、商標権その他知的財産に関して法令等により定められた権利又は法律上保護される利益をいいます。


第3条 (スペース利用契約の成立)

1. 利用ゲストが本サイト上においてスペース利用が可能なスペースを選択し、スペース利用の申込みをし、運営ホストがこれを承諾した時に、利用ゲストと運営ホストの間に、本約款及び運営ホストが別途定めるスペース約款を契約内容とするスペース利用契約が成立します。この場合、スペース利用契約の成立時に、運営ホストは利用ゲストに対して当該スペースに係るスペース利用権限を許諾し、かつ、利用ゲストは運営ホストに対してスペース利用料金債務を負います。

2. 前項のスペース利用権限は、以下の各号に掲げる区分に応じて、各号に定める時に開始します。

(1) 即時利用の場合

スペース利用契約の成立時

(2) 予約利用の場合

スペース利用申込時においてスペース情報に掲載された利用可能時間のうち、利用ゲストが選択した開始時

3. 運営ホストによるスペース利用権限の許諾により、利用ゲストは当該スペースの賃借権又は借家権を取得するものではありません。

4. GMOオフィサポートは、利用ゲストからスペース利用料金を受領することの代理権限を運営ホストより付与されていることを除き、(i)利用ゲスト又は運営ホストの代理人又は使者ではなく、かつ、(ii) スペース利用契約の当事者とならず、スペース利用契約の内容又は履行に関して何ら責任を負いません。

5. 利用ゲストは、利用ゲストと共同でスペース利用を行う者(以下「共同利用者」といいます。)をして、スペース利用契約の規定を遵守させるものとします。共同利用者によるスペース利用契約の規定の違反は、利用ゲストによるスペース利用契約の違反とみなします。


第4条 (スペース利用料金の発生及び支払い)

1. スペース利用料金は、スペース利用時間中に発生し、当該スペース利用時間に応じて決定され、これにかかる税金を加算することにより算定されます。

2. 利用ゲストは、スペース利用契約によるスペース利用料金を運営ホストから代理受領権限を付与されたGMOオフィスサポートに支払うものとします。利用ゲストがGMOオフィスサポートに対してスペース利用料金を支払った時点で、利用ゲストのスペース利用料金債務の履行が完了し、消滅します。

3. 即時利用において、利用ゲストが、実際にはスペースから退去していたとしても、所定の手続きによりスペース利用権限終了に係る意思表示によりスペース利用権限が終了しない限り、スペース利用時間は終了せず、当該スペースのスペース利用料金が発生し続けます。

4. 予約利用において、利用ゲストが、運営ホストから許諾されたスペース利用権限の開始時から終了時までの期間のうちの全部又は一部につき、スペース利用を行わなかったとしても、スペース利用時間についてスペース利用料金が発生します。

5. 利用ゲストがスペース利用料金の支払いを遅滞した場合、利用ゲストは支払期日の翌日から支払済みまで年14.6%の割合による遅延損害金を支払うものとします。

6. 運営ホストは、利用ゲストが支払ったスペース利用料金について、別途GMOオフィスサポートとの間で精算するものとします。


第5条 (スペース利用権限又はスペース利用契約の終了)

1. 利用ゲストが、第6条(スペース利用の条件)第3項又はスペース約款の規定に違反した場合、運営ホストは、利用ゲストのスペース利用権限を終了させることができます。

2. 運営ホストは、利用ゲストの責に帰すべき事由がない限り、有効に成立したスペース利用契約を解約し、又は当該スペース利用契約に基づくスペース利用権限を、変更し、若しくは終了させることはできません。

3. 利用ゲストによるスペース利用権限の開始時までの事前解約又は日時変更に関する事項、並びに事前解約料及び返金に関する事項はスペース約款の規定に定めるとおりとします。但し、これらの事項についてスペース約款に規定がない場合、利用ゲストは予約利用に係るスペース利用契約について事前解約又は日時変更はできず、返金もされません。

4. 前項の返金について、運営ホストは利息を付すことを要しません。

5. 即時利用に係るスペース利用契約に基づくスペース利用権限は、利用ゲストがした所定の方法によるスペース利用権限終了に係る意思表示を運営ホストが承諾した時に終了します。

6. 運営ホストは、即時利用に係るスペース利用契約において、そのスペースについて利用ゲストの即時利用の申込時までにスペース情報にスペース利用権限の終了日時を表示することにより、利用ゲストが当該日時までに所定の方法によるスペース利用権限終了に係る意思表示をしなかったとしても、当該スペース利用権限を当該日時に終了させることができます。

7. 予約利用に係るスペース利用契約に基づくスペース利用権限は、スペース利用申込時においてスペース情報に掲載された利用可能時間のうち、利用ゲストが選択した終了時に終了します。

8. 利用ゲストとGMOオフィスサポートの間又は運営ホストとGMOオフィスサポートの間で合意された一定の事項が生じた場合は、GMOオフィスサポートはスペース利用契約の当事者ではないにもかかわらず、GMOオフィスサポートが利用ゲストと運営ホストの間のスペース利用契約の全部又は一部を終了させることができます。

9. スペースのスペース利用権限が終了し、かつ、利用ゲストがスペース利用料金の支払いを完了した時点で、当該スペースに係るスペース利用契約は終了します。

10. 事由の如何を問わず、スペース利用契約が終了した場合、スペース利用権限は当然に終了します。

11. 利用ゲストは、事由の如何を問わず、スペースのスペース利用権限が終了した場合、当該スペースから退去しなければなりません。


第6条 (スペース利用の条件)

1. スペース利用にあたり、利用ゲストの所持品の管理は、自らの責任において行うものとします。

2. 利用ゲストは、スペース利用にあたって、以下の各号に掲げる事項を遵守するものとします。

(1) 善良な管理者の注意をもって、スペース利用をすること

(2) スペース利用権限の終了にあたって、運営ホストの別途の定めがない限り、スペースの原状回復を行うこと

(3) 運営ホストが別途定めるスペース約款を遵守すること

3. 利用ゲストは、スペース利用に関連して、以下の各号に掲げる事由のいずれかに該当する行為、又は該当するおそれがある行為をしてはなりません。

(1) 法令等違反又は犯罪行為

(2) 公序良俗違反

(3) スペース利用の申込時に申告した利用目的と相違又は矛盾する目的又は態様でスペース利用をすること

(4) 寝具を使用して、又は生活の本拠として、スペース利用をすること

(5) スペース利用権限なく、又はスペース利用契約を締結せずに、スペース利用をすること

(6) スペース利用権限が終了したにもかかわらず、スペース利用を継続し、スペースから退去しないこと

(7) スペース情報に掲載された利用可能人数又はスペース利用契約において合意した人数を超えた人数でスペース利用すること

(8) スペースが所在する不動産又はスペースにおいて、立入禁止場所に立ち入ること、共用部分を占有すること、騒音若しくは振動を出すこと、異臭を放つこと、廃棄物を放置すること、近隣住民に迷惑となる行為をすること、又はその周辺に違法駐車若しくは違法駐輪すること

(9) スペースが所在する不動産又はスペースにおいて、器物損壊、毀損、汚損、破壊、造作等の現状変更をすること

(10) スペースが所在する不動産又はスペースにおいて、その中にある備品・設備等の毀損、汚損、破壊、造作、持出し等をすること

(11) 伝染病又は感染症に罹患した状態でスペース利用をすること

(12) スペース利用にあたり、スペース情報に掲載された利用目的又はスペース約款等において明示的に許容されていないにもかかわらず、不衛生な服装、異臭を放つ服装その他スペースに入る服装として著しく不適切な服装をすること

(13) スペース利用にあたり、スペース情報に掲載された利用目的又はスペース約款等において明示的に許容されていないにもかかわらず、製造・加工作業、写真・動画撮影、録音、喫煙、飲酒、食事、運動、料理、ダンス、音楽の演奏・再生、成人向けコンテンツの視聴、性行為・わいせつ行為、チラシ・ポスター等の広告物の掲載又は対面での勧誘・宗教の布教を行うこと

(14) スペース利用にあたり、スペース情報に掲載された利用目的又はスペース約款等において明示的に許容されていないにもかかわらず、暴力・脅迫、大声、大声での会話・通話、振動の発生、不必要な声掛け、火気の使用又は廃棄物の放置をすること

(15) スペース利用にあたり、スペース情報に掲載された利用目的又はスペース約款等において明示的に許容されていないにもかかわらず、他の利用ゲストによる利用を妨げる行為、他の利用ゲストの集中を妨げる行為、他の利用ゲストに不安を覚えさせる行為、他の利用ゲストの迷惑となる行為その他スペースでの行為として著しく不適切な行為をすること

(16) スペース利用にあたり、運営ホストから保安上の目的で公的身分証明書の提示を求められたときにこれを拒絶すること

(17) スペース利用にあたり、スペース情報に掲載された利用目的又はスペース約款等において明示的に許容されていないにもかかわらず、動植物(運営ホストが許可した盲導犬、聴導犬、介助犬等を除く。)、爆発物・発火性その他の危険性のあるもの、毒薬、劇薬、毒物、生きた病原体、銃砲刀剣、法令等に基づき所持、移動若しくは頒布を禁止された物、解体若しくは搬出が困難な物、著しく重い物、大量の液体若しくは気体、不潔な物品、腐敗・悪臭のある物品等その他スペースに入れるのが著しく不適切な物品を持ち込むこと

(18) 運営ホスト、他の利用ゲスト又は第三者のプライバシー権、肖像権、パブリシティ権、名誉、信用、その他人格権、知的財産権又は営業秘密・ノウハウ等その他の権利又は利益を侵害し、又は毀損すること

(19) 運営ホストの事業活動又は運営を妨害すること

(20) 上記各号の他、運営ホストが合理的理由により不適切であると判断した行為


第7条 (スペース不履行)

1. スペース不履行が運営ホストの責に帰すべき事由により生じた場合、利用ゲストは、スペース利用契約に基づくスペース利用権限の開始時から終了時までの期間のうちスペース不履行中の時間に係るスペース利用料金の支払義務を負わず、かつ、スペース利用契約を解約することができます。この場合、スペース不履行により利用ゲストに損害が生じた場合、運営ホストは当該損害を賠償するものとします。但し、運営ホストに故意又は重過失があるときを除いて、運営ホストの賠償範囲は、以下の各号に掲げる区分に応じて、各号に定める金額を上限とします。

(1) 即時利用の場合

当該スペースの4時間分のスペース利用料金

(2) 予約利用の場合

スペース利用契約に基づくスペース利用権限の開始時から終了時までの期間のうちスペース不履行中の時間に係るスペース利用料金

2. 前項の場合、運営ホストがスペース利用料金をあらかじめ受領していたときは、スペース利用時間のうちスペース不履行中の時間に係るスペース利用料金を速やかに利用ゲストに返還するものとします。当該返還について、利息は付されません。

3. スペース不履行が利用ゲストの責に帰すべき事由により生じた場合、利用ゲストはスペース利用料金の支払義務を免れることはできず、かつ、運営ホストに生じた損害を賠償するものとします。

4. スペース不履行が運営ホスト及び利用ゲストの責に帰することができない事由又は運営ホストの免責事由により生じた場合、利用ゲストはスペース利用時間のうちスペース不履行中の時間に係るスペース利用料金の支払義務を負わず、かつ、スペース利用契約を解約することができます。この場合、スペース不履行により利用ゲストに損害が生じた場合でも、運営ホストは当該損害を賠償する義務を負いません。


第8条 (秘密保持義務)

利用ゲストは、運営ホスト又はGMOオフィスサポート株式会社から開示された運営ホストに関する情報について、本サイト上において公開されているものを除き、第三者に開示してはならない。但し、利用ゲストが、スペース利用に関連して、弁護士に開示する必要がある場合はこの限りでない。


第9条 (損害賠償)

1. 利用ゲストが、スペース利用契約に違反したことにより、運営ホストに損害が生じた場合、利用ゲストは当該損害(合理的な弁護士費用を含みます。)を賠償するものとします。

2. 共同利用者がスペース利用により運営ホスト又は第三者に損害を生じさせた場合、利用ゲストは当該共同利用者に連帯して当該損害(合理的な弁護士費用を含みます。)を賠償するものとします。


第10条 (免責事由)

地震、台風、津波その他天変地異、戦争、暴動、内乱、テロ行為、重大な疾病、伝染病、法令等の制定又は改廃、公権力による命令・処分その他政府による行為、争議行為、輸送機関・郵便事業者・電気通信事業者・ソーシャルログインのベンダーその他本サービスに関連するサービスを提供する第三者における業務停止、事故、障害等、スペースが存する建物の毀損・滅失、その他不可抗力、商業上合理的な義務をもってしても防止することが困難なコンピュータ、サーバ、ネットワーク、システム、ソフトウェア若しくはアプリケーションの障害、不正アクセス、ハッキング、有害なプログラム等による攻撃その他スペース利用契約の当事者の責に帰することができない事由によりスペース利用契約の全部又は一部(金銭債権を除く。)の債務不履行については、いずれの当事者もその責任を負わない。


第11条 (譲渡禁止)

スペース利用契約の当事者は、相手方当事者の事前の書面(電磁的記録を含みます。)による承諾がない限り、スペース利用契約に基づく権利義務(スペース利用権限を含みます。)又はスペース利用契約上の地位を第三者に譲渡し、承継させ、引き受けさせ、担保の目的に供し、又はその他の処分をしてはならないものとします。


第12条 (分離可能性)

本約款のいずれかの規定の一部が、法令等により無効又は執行不能となった場合であっても、本約款のうち無効又は執行不能とされた規定以外の規定は引き続き完全な効力を有するものとします。


第13条 (準拠法)

本約款は、日本法を準拠法とします。


第14条 (誠実協議)

本約款に定めのない事項、又は本約款の解釈につき疑義が生じた場合には、スペース利用契約の両当事者は誠意をもって協議しこれを解決するものとする。

以上

2025年6月1日

GMOオフィスサポート株式会社

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